★天皇賞・秋16着ダノンバラード(牡5、池江)は12月8日の香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル)の招待を辞退し予定通り有馬記念へ。凱旋門賞2着のオルフェーヴル(牡5、同)も有馬記念へ向けて順調で「いい状態で引退レースを迎えられそう」と池江師。同馬の全弟で若駒S1着後に右後肢管骨骨折で戦列を離れていたリヤンドファミユ(牡3、同)は14日に栗東へ帰厩。武蔵野S4着ゴールスキー(牡6、同)は14日に山元トレセンへ放牧、来年2月2日東京の根岸S(G3、ダート1400メートル)から同23日東京のフェブラリーS(G1、ダート1600メートル)を目指す。黄菊賞を制したトゥザワールド(牡2、同)は13日にノーザンファームしがらきへ放牧に出た。
★JBCスプリント4着テスタマッタ(牡7、村山)は12月1日阪神のJCダート(G1、ダート1800メートル)へ。騎手は調整中。
★黄菊賞で1番人気3着だったオーシャンヒーロー(牡2、田所)は酒井騎手で12月15日中山の朝日杯FS(G1、芝1600メートル)へ。オークス12着後、骨折、休養中のクロフネサプライズ(牝3、同)は今月末から12月上旬に帰厩見込み。
★ファンタジーSを快勝したベルカント(牝2、角田)は朝日杯FSに武豊騎手で挑戦する。外回りの阪神JF(G1、芝1600メートル)よりも、小回り中山マイルの方が適性が高いと陣営が判断した。グレード制導入の84年以降、牝馬は89年アイネスフウジンの2着だったサクラサエズリが最高着順。勝てば武豊騎手は中央平地G1完全制覇。
★天皇賞・秋10着のトウケイヘイロー(牡4、清水久)は武豊騎手で30日中京の金鯱賞(G2、芝2000メートル)に参戦濃厚。アルゼンチン共和国杯14着のメイショウナルト(せん5、武田)は幸騎手で金鯱賞へ。
★今年の皐月賞馬ロゴタイプの半妹ロゴマーク(牝2、今野、父チチカステナンゴ)のデビューが来週23日京都の新馬戦(芝1600メートル)に決まった。鞍上はM・デムーロ騎手。13日に1週前追い切りを行い、Cウッド6ハロン83秒0-12秒8でターフェル(古馬1600万)と併入。今野師は「だいぶ乗り込みましたし仕上がりは十分」と話した。
★カシオペアS2着のアグネスワルツ(牝6、宮本)は、6日に右前脚外側の骨りゅうが判明したため、13日に放牧へ出された。